1983-08-11 第99回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
このような状況説明を受け、われわれが被災地を回りました際にも、山腹や斜面の崩壊個所、土砂で埋まった田畑、押し寄せた流木の堆積、押しつぶされた車の残骸などが随所に見られ、今回の災害のつめ跡の深さを痛感した次第であります。 次に、視察いたしました被災地の状況について申し上げます。 まず江津市の跡市地区に参りました。
このような状況説明を受け、われわれが被災地を回りました際にも、山腹や斜面の崩壊個所、土砂で埋まった田畑、押し寄せた流木の堆積、押しつぶされた車の残骸などが随所に見られ、今回の災害のつめ跡の深さを痛感した次第であります。 次に、視察いたしました被災地の状況について申し上げます。 まず江津市の跡市地区に参りました。
それから益田の駅を出ましたところに二百五十メートルばかり切り取りの崩壊個所がございます。これらの三個所が一番時間がかかると考えておりますが、大体三カ月以内には復旧できる見込みと考えております。いずれにいたしましても一日も早く開通できるようにがんばりたいと思っております。
もともとがけの多いところですから、崩壊個所より三百メートル付近は、いずれ豪雨があったら、湧水もありますから、当然災害が起こるであろうと学術的に発表されて、現地では大変な不安であります。そのがけ下地に住んでおられる方々も、もう祖先伝来の土地でございますから離れるわけにはいかない。しかし、それが科学的に証明されれば、一体どうするのか。
それから、諫早側の宿町並びに平間町の四カ所の崩壊個所につきましては、堆積土砂をすでに排除いたしまして二車線で供用しております。この延長が五・七キロでございます。
基幹道路の復旧を急いでおりますが、国道三十四号線は崩壊個所が多く、復旧にはなお一カ月程度を要する見込みでありますが、長崎バイパスは二十九日二車線開通し、無料化を実施しています。国道二百七号は県において鋭意努力しているところであります。
現在鋭意その復旧に努めておりますが、その方法といたしまして、その崩壊個所の出水口をとめるということが第一でございますので、四月上旬になると思いますが、地表、約これは三百五十メートルぐらいでございますが、その上からボーリングをいたしまして、セメントあるいは水ガラス系の注入をいたしまして、それによりまして崩壊口を埋めまして、それで出水をとめるということをまずいたします。
その内容といたしますところは、まず崩壊個所の上部を整形すること。それから、側溝を掘りまして水はけをよくする。二番目は、今後出てまいります水あるいは汚泥を沈でんさせる沈でん池をつくるということ。三番目は、同じく先生おっしゃいましたように、梅雨期を控えておりますので、排水路を新しくつくるということに遺漏ないようにする。
なお、一昨二十九日から、建設省の土木研究所の砂防部長、林業試験場の治山科長等約六名の専門家によります調査団が現地調査を現在行っておりますので、最終的な原因等につきましては、私どもこれらの調査団の調査結果を見て考えたいと思っておりますが、私どもいままでのところ推定しておりますのでは、今回の崩壊が起きました個所はいわゆる郷田原の地帯、河床から崩壊個所が百六十メートルから七十メートルの高さまで、下の幅では
たまたま今回の個所につきましては、確かに近辺に従来崩壊個所、南地獄谷というところがございまして、危険個所には違いなかったわけでございますが、今回の崩壊個所、その地点につきましては、私どもの手抜かりがあったという点については認めざるを得ませんので、今後この監視の問題については十分検討したいと思いますし、また危険個所全体につきましても、やはり危険判定の手法が大分向上してきておりますので、五十三年度におきましてもう
先生御指摘のとおり、今回の崩壊個所の上流部の方に約一万五千立米の不安定土壌がございまして、この処理は、私どもとしましては緊急に対策を考えなければいけないと思っておりまして、今回の調査団が参っておりますのも、この問題についても早急に対策を立てるということでございます。
○政府委員(角道謙一君) 今回の土砂崩壊の一因といたしまして、この地域の今回の崩壊個所の相当上部に設置されました資材運搬道の建設が挙げられたことは御指摘のとおりでございます。
その結果、工期が大幅に短縮できたわけでございますが、私ども一番いま困っておりますのは、現在の盛り土崩壊個所が今後の梅雨、台風等によりましてさらに拡大をいたしまして、脚が立てられないというところに一番の技術的な悩みがございます。
——林野庁の方としましても、これはもうダムの周辺や上流地域では山林の崩壊個所というのが相当あるわけですが、この問題については、特に私は治山事業といいますか、そういうような問題が余り進んでいない、こういうふうに思っているんですが、この辺のところについてはどうお考えですか。
以上の災害に対し、関係当局によりとられました応急的な措置の概要を申し上げますと、県は同日付で災害救助法の適用を決定し、鹿児島市は同日十二時十五分災害対策本部を設置し、直ちに自衛隊、県警、防災関係機関等の協力のもとに救出作業に着手いたしたのでありますが、崩壊土石には巨石が続出し、崩壊個所の陥没と亀裂の拡大や救出途中の激しい降雨により二次災害発生の危険から作業は困難をきわめ、十一日間もの日時を要し、ようやく
構造改善事業でやった樹園地の崩壊個所が何百カ所でございます。これはもう少し詳しく調べていただいたらわかると思いますが、とにかく構造改善事業でブルドーザーでやったところはほとんど全滅と言っていいぐらい崩壊をしておるのでございます。
次に、林野庁の方にお尋ねしたいのですが、今度の十七号台風では林地の崩壊個所が非常に多いわけです。特に花崗岩石の風化地域、同時にまた瘠悪林地、そしてまた荒廃林地というところがたまたま山崩れが非常に多いわけですが、これらの対応策がいままで十分でなかったという批判をわれわれは持っておるわけです。同時にまた、杉、ヒノキの若年造林地の山腹崩壊というのが目立っておる。もう一つは、松山が枯れておる地域。
昨年の崩壊個所は、緊急治山事業、復旧治山事業による防壁杭に効果を得て崩壊を免れたのでありますが、横側から流失しました土石は最も軟弱な地帯に山崩れを発生させたのであります。 桜島内の野尻川は土石の流失によって河川の形態を失っておりました。また、第二野尻橋の橋げた約十メートルが上流からの巨石と土砂によって完全に埋まっておりまして、今後の降雨を考えるとき、復旧工事の促進を願いたいところであります。
しかしながら、ダムのあるところ、たとえば物部川の上流にあります永瀬ダム、ここには物部村という村がありますが、現在崩壊個所がつい最近の雨でも十三カ所起こっています。
四十七年の調べのときには、地すべり危険個所が四百九十五カ所、それから急傾斜地の崩壊個所は千七百二十五カ所、それから土石流危険渓流数が六百五十七カ所あります。
また、沢から押し出した大量の土砂が小学校の校庭を埋めましたが、すでに自衛隊の災害出動によりこれは除去してありましたが、われわれの視察の際にも、山、道路、農地等の崩壊個所が随所に見られ、農地の相当部分が耕土を流出し、その下の層の軽石が表面に押し出され、あたかも採石場のような様相を呈しておりました。
○説明員(棚橋正治君) 農地等の崩壊個所につきましては、コンクリートのブロック等十分な強度を持った工法によりまして畦畔の復旧を行いまして、また農地の亀裂につきましては心土の突き固めなどの工法によりまして漏水を防止しまして再度災害のないように適切な工事で実施してまいりたいというふうに存じております。
次に、由比町に参り、車中、由比町当局から被害の概要及び要望事項等を聴取した後、今宿、にごり沢、中倉沢等の崩壊個所を視察いたしました。 この地区は、細い地域に東海道線、国道一号線、東名高速道路と日本の東西を結ぶ幹線が平行しており、崩土が直ちに交通を遮断し、このたびの災害によりまして、東海道線が五日間にわたって不通となりました。
私が現地で聞いたのでも、半崩壊のところ、少し土砂が入っているところでも、あとの擁壁なんかを考えますと、やはり最低三百万はかかるというお話も聞いているわけですが、この問題について、横須賀市は崩壊個所についての復旧経費として全体で三十二億という要望も、先日視察に行ったときお聞きしました。市のほうは一応貸し付けも含めて七十万までの対策をいま立てておりますが、これについてどうしているのか。
いま先生御指摘の崩壊個所と危険個所の指定との関連につきましては、ちょっと手元に資料がございませんのでお答えしかねると思うのですが、その後第二次災害等を含めまして、土木研究所を中心にいたしまして、本日から三日間現地の調査に当たっております。